俳優の小栗旬(おぐり・しゅん)さんは、女優・歌手の内田有紀さんに憧れて小学校6年の時に児童劇団に入団し、子役エキストラからスタートしました。
父親は舞台監督の小栗哲家さん、兄の小栗了さんは元俳優で、「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」「間違いの喜劇」で兄弟共演も実現。
甘いマスクと等身大の青年像を映し出す確かな演技力には、エンターテインメント一家のサラブレッドとしての育ちの良さを感じます。
1998年の「GTO」で連続ドラマ初のレギュラー出演。
ドラマ「花より男子2 リターンズ」の花沢類役でブレイク、「情熱大陸」では史上初となる2週連続で特集され、2008年にDVD化。
その後はテレビ(アニメの声優としてレギュラー出演の経験も)・映画・舞台など、各方面で面目躍如の活躍ぶりです。
2009年、NHK大河ドラマ「天地人」で石田三成役(同役は96年の大河ドラマ「秀吉」以来で13年ぶりとなる)、舞台「ムサシ」で佐々木小次郎役、そして9月には主演映画「TAJOMARU」で畠山直光役を演じるなど、時代劇作品への出演が相次ぐ中、俳優としては史上最年少となる映画監督デビューすることも発表されました。
2009年放映のNHK大河ドラマ「天地人」で小栗旬さんは、私利私欲なく大儀のために戦った、新しい石田三成像を演じ切りました。
若い時から小姓として仕えてきた、天下人豊臣秀吉の側近。
主君への忠誠心が強く、義に篤い性格同士であった(妻夫木聡さん演じる)同い年の直江兼続と意気投合し、生涯にわたって親友関係にあった石田三成。
行政官僚としては有能だったが謹厳実直な性格が過ぎ、武功派の家臣たちからのやっかみも多く、こうした不協和音が「関ヶ原の戦い」を引き起こすことになっていくのです。
また、(長澤まさみさん演じる)織田信長に仕えていた忍びで真田幸村の姉・初音(はつね)にも秘かに心ひかれる役どころでした。
「これまでどちらかといえば悪役的に描かれることが多かった石田三成ですが、今回はだいぶイメージが違いましたね。関ヶ原の戦いでも、強い者・勝った者がすべて正しいとは限らないということが描かれていて、演じていてもすごく新鮮でした」
「結果的に敗者となってしまったけれど、今回の三成で僕がすごくいいなと思うのは、牢(ろう)に訪ねてきた小早川秀秋に『ここから逃がしてくれ』と頼んだことです。『もう一度、自分は家康と戦うから』と。小早川はその思いを汲めずに去ってしまったのですが、切なくもあり、かっこよくもありという良いシーンだったと思います」
という、インタビューでの小栗旬さんの言葉が印象的でした。
小栗旬さんはまた、スタイルに定評があるためファッション誌に登場することが多く、ブランドやファッション誌とコラボレーションして服やアクセサリーなどのデザインも手がけることもあるのだそうです。
今、最も旬な芸能人の一人、演技派俳優小栗旬さんが演じた役柄の髪型アレンジ術を、以下では紹介したいと思います。
「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」(2007年・フジテレビ)、佐野泉役での小栗旬さんは、フロントが重めの左分けミディアムレイヤーで、フロントは長めに残し、自然な分け目から流してアシンメトリー(左右非対称)を強調していました。
サイドはツーブロックにして短く切って上からかぶせ、髪を長めにすることで自然なフォルムを作り出しています。
アシンメトリーの長い側と襟足は少しハネさせるように軽くパーマをかけてもOK♪
襟足は長めに残して、動きを出しています。
スタイリングは髪を全体に自然な分け目から流し、前髪のアシンメトリーを強調。
襟足とアシンメトリーの長い方はハネさせるようにして、自然なラフっぽさが出るようにワックスで仕上げます。
「花より男子2 リターンズ」(2007年・TBS)の花沢類役ではフェイスラインが重めの左分けミディアムレイヤーで、王子のような高貴でエレガントな雰囲気を醸し出していました♪
やや重めのアシンメトリー(左右非対称)スタイルです。
フロントは長めに残し、自然な分け目から流れを強調し、全体に束感が出るようにすることで柔らかさを出しています。
サイドや襟足は長めに残して、動きを出しています。
動きを強調するために、明る目のカラーリングがポイントのスタイルです。
髪を全体に自然な分け目からドライブローして、前髪のアシンメトリーを強調しましょう。
毛束感を出すように、ハードワックスで手のひら全体で揉むように空気感を出していきます。
トップは少し立ち上がりをつけ、流して束感を出しましょう。
もみあげを下に降ろして、サイドは耳にかけるように流しましょう。